読了『めづめづ和文化研究所 京都』小栗 左多里 (著), トニー・ラズロ (著)


めづめづ和文化研究所 京都
単行本 – 2008/11/14
小栗 左多里 (著), トニー・ラズロ (著)

読了日: 2015-05-19 ★★★★★

「めづ」。これは古くからある動詞。「感動する、賞賛する」というような意味だけど、「愛づ」とも書かれるだけに、「愛する」という概念にも近い。
この本は、今の京都で接することができるものを中心に、その一部分を取り上げてみた。これを通じて、めずらしい、めでたい、そして「めづめづ」な日本をそれぞれ少しずつ発見していただければと思う。

香道、茶道、弓道、精進料理、雅楽、和菓子作りなどを体験した様子がマンガで描かれている。
巻末には、体験した施設・お店の地図が掲載されている。
すべて、京都駅・京都御所近辺である。

私は、特に、雅楽象嵌を体験してみたいと思った。
2008年の本ではあるが、今でも同じ体験ができるだろう。

地元の「めづめづ」な物事も発見していきたい。