読了『みずうみ』川端康成 (著)


みずうみ (新潮文庫)
文庫 – 1960/12/25
川端 康成 (著)

2015/05/09読了。

先日、企画展『川端康成と東山魁夷』を見てきた。
せっかくだから、川端康成の作品を読もうと思い、以前に購入していた本書を引っ張り出してきた。

この『みずうみ』を購入したのは、20年前。

当時、フジテレビの深夜帯に放送されていた『文學ト云フ事』で、紹介されていたのが購入のきっかけである。
ただし、購入しただけで読んでいなかった。


主人公の目の前の現実と、頭の中の記憶・幻想が交錯していく。
出来事が時系列で書かれているのではなく、頭の中に浮かんで流れていく情景がそのまま書かれている

読み終わってみて、
「当時だったら、読んでも、たぶんわけわからなかっただろう」
という感想を持った。


ついでなので、『文學ト云フ事』を録画したVHSテープも引っ張り出してきて、『みずうみ』の回を見てみた。

『文學ト云フ事』をまとめたサイトも久しぶりに見てみた。
「文學ト云フ事」のページ
このサイトは本当によく出来ている。

番組内では、作品の中から科白をいくつか紹介しているが、この科白をツイートするボットを見つけたので、フォローした。
文學ト云フ事bot @Bungakutoiukoto
ちょうど今、『みずうみ』の回の科白がツイートされているようだ。