古本市・古本交換市@安来市立図書館に行ってきました

5月17日に、安来市立図書館で行われた、古本市・古本交換市に行ってきました。

この古本市・古本交換市は、個人有志の出店による古本イベントです。
私も出店者になってみようかとも思ったのですが、ちょっと準備ができなさそうなので、今回はパス。
どんな感じかの視察も兼ねて、掘り出し物を期待して出かけました。

イベントは11時から始まったのですが、私はちょっと出遅れ、午後1時頃に到着。
ちょっと一段落したのかな、という雰囲気でした。

掘り出し物はもう掘り出されてしまったかなあ、
と思いつつ、店主の方に「こんにちわ」とあいさつをして本を見てみると、この本が”どん”と置かれていました。


千利休―天下一名人

私は「古文書を読む会」という月1回の講座を受講していて、現在、不昧公の茶会記を古文書の題材にしていることもあって、茶道に関連することに興味があります。このため、千利休に関するこの本は私にとっては掘り出し物です。
しかも著者の米原正義さんは島根県出身とのこと。
もうこれは買うしかありません。

他にも

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)


古代出雲への旅―幕末の旅日記から原風景を読む (中公新書)

など4冊を購入。

「全部で100円でいいよ」
と店主は言われましたが、それでは申し訳ないので、
店頭表示価格の1冊50円!、計200円!!で購入。

いい買い物ができました。

今日はもうこれで満足な感じでしたが、続けてお店を見ていくと、
灰谷健次郎きみはダックス先生がきらいか (大日本の創作どうわ)
が置かれているのを発見。

「なつかしい!」とつぶやきながら手に取ると、他にも灰谷さんの本がずらりと並んでいました。欲しいけれど本が大きくて置き場所に困るため、ちょっとパスしました。
店主さんと話をして、おすすめの本を50円で購入。
薦め方がとても上手でした。
あとで分かったことですが、この店主さんは学校司書の方でした。
納得です。
そういえば、司書さんが参考にしそうな、選書の仕方の本なども並んでいたなと思い出しました。
また出店されないかなあ。

「古文書を読む会」の講座があるため、これでイベントを後にしました。

今回は出遅れましたが、イベントの開始時間に合わせて出かけていたら、何冊購入していたでしょうね。

私も蔵書の整理のために、出店を真剣に考えないといけないです。