書評「武士道シックスティーン」

2010年3月31日 読了


武士道シックスティーン (文春文庫)
誉田哲也(著)
文藝春秋
2010年2月10日発行


中学時代、私は剣道部であった。
2年先輩くらいまでは県大会に出場するくらいの部であったが、以降は部員が少なくなったのと稽古不足で、すっかり弱くなってしまった。

しかし、毎年11月3日に開催されている「全日本剣道選手権大会」は欠かさず見ている。

このように剣道は今でも興味がある。


面白い剣道の小説があるということを聞き、この本を入手し、読み始めた。

本書は、2人の高校一年生の女剣士が主人公である。
性格も剣道も対照的。

ストーリー展開も面白く、剣道の試合での描写も、読んでいてその迫力が伝わってくる。

読み終わっても、この後、どう展開していくのか、気になる終わり方になっている。

この作品には、
武士道セブンティーン」「武士道エイティーン」という続編が出ている。

さらに、ゴールデンウィークには映画として公開されるそうだ。

映画『武士道シックスティーン』公式サイト
http://bushido16-movie.com/

4月24日ロードショー

映画での剣道シーンを非常に見てみたい。